痩田筋男痩田筋男

プロテインダイエットという言葉を聞くようになりました。プロテインというと、むきむきマッチョな男性が、さらにムキムキになるために飲んでいるドリンクのイメージがあるかもしれませんね。

マッチョと痩せたいダイエットというと、ちょっと異世界な感じがしますが、じつはつながっているのです。

プロテインダイエットのはじまり

これはわたしの個人的な推測にすぎませんが、最近になって、プロテインダイエットという言葉が聞かれるようになったのは、もともと筋トレマッチョたちから発生したと思います。

日々ジムで筋トレに励む、彼らもしくは彼女らは、脂肪の足しにならず、しかし筋肉の増加につながるものを、食べたがります。鍛えた自慢のシックスパックも、その上に脂肪がのっていたら、見えませんし、せっかく鍛えた筋肉質な体も、脂肪がのっていたら、ぽっちゃりにしか見えませんから。

彼らの食事量は多いですが、脂肪のもとになるものは注意深く避けています。そんなマッチョたちが、ごくりごくりと大量に飲んでいるのが、プロテインドリンクなのです(そして、食べているものもやはり、プロテインたっぷりの食材)。

そこから、一般の人にも、プロテインというものが、筋肉の元にはなっても、脂肪にはなりにくいという認識が、徐々に広がっていったのではないかと、個人的には思っています。それがプロテインダイエットになっていったのではないでしょうか。

そもそもプロテインとは

プロテインとは、たんぱく質の英語(protein)のカタカナ読みです。たんぱく質は、三大栄養素の1つです。三大栄養素とは、炭水化物、脂質、たんぱく質です。これらは生きていくには欠かせない人間の命の源です。

ちなみにこれにビタミンとミネラルが加わって、五大栄養素といいます。筋肉と血の主要成分で、人間の体の2割はたんぱく質でできています。そんな体の2割をしめるたんぱく質の一部は、常に分解されています。

ですから、毎日食べ物からたんぱく質をとらなくてはなりません。たんぱく質は、ものすごく大切なものですし、毎日食べることもまた重要なのです。

プロテインダイエットとは

ではプロテインダイエットとはなんでしょう。プロテインを多めに摂取して、運動したときに筋肉がつきやすいようにする。すると基礎代謝が上がるので、痩せやすくなる。というダイエットです。

決して、プロテインドリンクを飲むだけで、他は一切変えずに、ダイエットをしようという虫の良いダイエット法ではないので、あしからず。

筋トレや運動をしている人が、たんぱく質を多めに取るようになれば、筋肉がつきやすくなり、基礎代謝が上がり、体重が減ることにつながります。

しかし、何もやっていない人が、ただプロテインドリンクを飲むようになっても、太るだけです。プロテインドリンクだって、少量ですが、糖質もカロリーも入ってますから。

もちろん食事の代わりにプロテインドリンクですますのもおすすめしません。

手軽に取れるプロテイン食材

まずはドリンクやサプリメントではなく、食材からプロテイン(たんぱく質)を摂取することをおススメします。なぜなら、体に入れるものは、自然に近ければ近いほど良いと、個人的には思っているからです。

プロテイン(たんぱく質)が豊富な食材は以下です

  • 大豆
  • 牛乳・ヨーグルト、チーズ

いつもの食事に、これらを多めに入れれば、それだけでたんぱく質の摂取量は増えます。

単価で見ると、サプリやドリンクが効率良し

卵や豆腐などは安いですが、そればかりですと飽きますし、肉は量を食べれば、高くつきます。

たんぱく質の1日の摂取量の目安は体重1kgに対して1g(筋トレをする場合は、体重1kgにつき1.5g)なので、食事でそれら全部を取ろうとすると、それなりの量になりますし、食べるものも厳選しなくてはなりません。

体重60キロの人だと、運動しない人で60g、運動する人で90gのたんぱく質が必要です。コストと長いスパンで見ると、プロテインサプリやプロテインドリンクの方が、たんぱく質の単価あたりが安くなるようです。

プロテインドリンクとは

プロテイン(たんぱく質)がたっぷり入った、飲み物です。通常は粉末で売られており、飲むときに水などと混ぜます。

プロテインダイエットが流行ってきているもうひとつの理由は、最近のプロテインドリンクの味の向上にあると思っています。一昔前までは、プロテインドリンクというのは、飲むのが苦痛なほど、おいしくありませんでした。

ちょっと前のボディービルダーの人たちが、筋肉増量のために、涙ながらに無理やり飲んでいたのが、かつてのプロテインドリンクでした。

しかし現在では、糖質を抑えたおいしい人工甘味料などの登場により、とてもおいしくなりました。

世界にはさまざまなフレーバーがある。

わたしも、チョコ味、ブルーベリー味、チョコクッキー味、オレンジ味、レモン味、ライム味、クリーム味、いちご味、ラズベリー味、コーヒー味、カカオ味、キャラメル味、ココス味、ラクリス味、メロン味、すいか味、ナシ味、バニラ味、リンゴ味、ヨーグルト味など、海外から購入したりして、ありとあらゆるフレーバーのプロテインドリンクを飲んでことがありますが、とてもおいしかったです。

もちろん、これは失敗作でしょう、というフレーバーもありましたが・・・

これらは、炭水化物・糖質もカロリーもほとんど入っていないので、太ることにはつながらないのに、たんぱく質(プロテイン)はたっぷり入っているという優れものです。

安いものなら、一回分で80円くらいなので、清涼飲料水の代わりに飲んでも良いと思います。

清涼飲料水は、たいてい糖質が多いので、体重増加につながってしまいますから。体重増加に直接つながるのは、カロリーよりも、炭水化物(糖質)なので、清涼飲料水をプロテインドリンクにかえるだけで、立派なプロテインダイエットともいえますね。

また、食事時に、なるだけ炭水化物を残して、物足りなく感じる分をプロテインドリンクで補うというのも、プロテインダイエットとしてはありだと思います。

コスパの良いプロテインドリンク

コスパで見れば、以下の粉末タイプです。

  • ザバス ホエイプロテイン 100
  • グリコ パワープロダクション マックスロード ホエイプロテイン
  • Kentai ウェイトダウン ソイプロテイン

以上の3つは、味もそこそこのようですし、1回分が70円台というコストパフォーマンスの良さでありながら、たんぱく質も14g前後入っているようです。

ほかにも、ドリンク状態で販売されているものもありますし、粉末でも一回200円以上するものもあります。そこは懐具合と、味をみながら、ご自分に合った製品を見つけて下さい。

1食100円以下で、たんぱく質10g以上というのが、目安になるかもしれません。

摂取のタイミングはいつがベストか

わたしはいつでも良いと思います。運動や筋トレの45分以内がゴールデンタイムといわれているようですが、わたしはとても懐疑的です。

医者でなくても常識として、わたしたちは、食べたもの飲んだものが、まずは胃の中で最低2,3時間は消化のために溶かされることを知っています。そして胃では一切の栄養分(アルコールは例外)は、吸収されないことも知っています。

その後ゆっくり、どろどろになった飲食物が、かたつむりのようにゆっくりと、小腸を何時間もかけて移動し、そこで初めて栄養は吸収されるのも、誰もが知っていることです。

腸壁から吸収された栄養素が血液に入って、そこではじめて、体中(筋肉も含む)に運ばれると、義務教育中に習っているはずです。

プロテインドリンクやプロテインサプリのたんぱく質だけが、他の栄養素をすっとばして、胃を素通りし、腸で高速吸収され、血液にのって45分以内で筋肉へ送れるという事は、ありえないと思います。

寝る前にプロテインを飲むと太るのか

これは、プロテインドリンクに限らず、寝る直前に何かを口にするのは、やめたほうが良いと思います。

寝ている最中は胃を休ませるべきだと思いますし、最も太りやすい習慣は寝る直前に飲み食いすることだともいいますから、当然プロテインドリンクも同様だと考えるのが自然です。

就寝の1,2時間前は、ダイエット見地から、何も口にしないほうが良いと思います。

水、牛乳、豆乳、どれで割るべきか

水か豆乳です。牛乳は以外と糖質が多く、太る原因にもなります。ベストは水。豆乳は、糖質(製品によっては炭水化物と表示されています)が低いものであれば全然OKです。

ダイエットのために飲むのですから、極力、糖質(炭水化物)の表記には気を使ってください。炭水化物が100mlあたり1g前後かそれ以下で、プロテインドリンクパウダーに混ぜておいしい豆乳が見つかれば、ばっちりだと思います。

豆乳にもたんぱく質はたくさん入っていますから。

プロテインドリンクの注意点

ごくまれに、プロテインドリンクでアレルギーを起こす人がいます。吐き気、お腹の不調、蕁麻疹などです。このような症状が出た場合、すぐに摂取を止めましょう。

無理してればそのうち体が慣れるだろうと思っても、アレルギーの場合、ひどくなるだけです。

プロテインドリンクがおいしくなったということは、それだけ甘味料などの添加物が増えたということです。人工添加物の摂取はほどほどにした方が良いかもしれません。

たんぱく質は実に何千種類もあり、良質なたんぱく質もそうでないたんぱく質もあります。ですので、たんぱく質の量だけを目安にするのではなく、質にも注意しましょう。
執筆者 痩田筋男について

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