足の太さが気になるのは女性のみ

太ももを含めた脚というのは、女性にとって、とても大きなテーマです。ただし女性限定の話で、男性には関係ないようですが・・・

なぜ女性限定かというと、アンケートによると、男女が、「自分の気になる体の部位」で、最も差がでるのが、脚なのです。

男女ともに、自分の体で気になる部位の、第1位は「お腹」です。ですからお腹に関しては、男女ともに非常に関心が高いといえます。しかし、女性にとっての2位は脚なのですが、男性は自分の脚はほとんど気にしていないのです。

男性が女性を見る目のランキングでも、1位は圧倒的にバスト。2位が顔(失礼!)で、3位がお尻です。男性から見ると、脚というのは、自分のでも女性のでも、あまり関心がないようなのです。少し興味深い事実です。

しかし女性からすると、お腹の次に気になる、とても大事な部分です。

実際、あこがれのミニスカート、でも太ももが・・。涙をのんだ女性は多いはず。さほど動いていないお腹が太るのはわかりそうな感じがしますが、なぜ日々動かしている足の太ももが太いのか理不尽な気持ちもします。

太ももが太い原因は

太ももが太い理由は複雑で、いくつかの要因が混ざっていることが多いようです。

むくみ

わたしたちの体は、心臓というポンプから全身の細胞へ血液を送り出しています。この場合は、動脈を血が通っていきます。それと同時に、細胞から排出された二酸化炭素や老廃物を回収した血液が、心臓に戻っていきます。

これは静脈を通ります。足は座っていても立っていても、常に心臓の下に位置しているので、足から心臓に血液を戻すときには、重力に逆らわなくてはなりません。

人間の下半身には全体の7割もの血液が集まっており、これを重力に逆らって、心臓まで送り届けるのは、非常に負荷のかかることです。なので、足にはもう1つのポンプがついています。ふくらはぎの筋肉です。

ふくらはぎの筋肉が伸び縮みすることで、下半身の血液を、心臓まで押し上げて送っているのです。ふくらはぎというと、走ったりするときに使うくらいのイメージでしたが、意外ですよね。

心臓のような、血液ポンプの役割をしているのです。

むくみの1つの原因は、これがなんらかの原因でうまく機能せず、血液が停滞して足がむくむのです。もう1つは、血管から水が出て組織をまわって静脈によって送られるはずの水が、うまく返らないときに腫れてむくむ場合です。

太ももがむくんでいると感じる方は、指でぎゅっと押して下さい。少しへこんだままの状態が続く場合、むくみである可能性が高いです。

むくみ対策

脂肪は部分痩せをすることができませんが、むくみなら別です。

太ももむくみマッサージ

方法は単純に、膝から上に向かって、血や水を押し流すように、両手で押し上げていきます。膝から股関節に向かって、さすり上げるのです。

寝る直前に行うと、マッサージでほぐされた組織や老廃物が、寝ている間は重力に逆らう必要が無いので、より良く流れていきます。必要であれば、クリームを使用すると良いでしょう。

太ももの上下、内側、外側、まんべんなくやりましょう。毎日やらないとすぐに戻ってしまいますから習慣づけをするように留意してください。

栄養を補充する

栄養失調のためむくみがあらわれる事があります。特に、ビタミンB、ビタミンC、カリウムの不足に気をつけてください。果物や野菜をしっかり摂りましょう。

脂肪が原因

太ももの外側に脂肪がたくさんついていると、ヒップの延長のような感じで、全身が太って見えてしまいます。太ももの内側に脂肪がたくさんついていると、足がくっついて、股ずれしてしまい、とくに夏はつらい状態になります。

もちろん見た目も悪いです。

対策

脂肪の部分痩せはできませんから、太ももだけを細くすることはできません。全身の脂肪をとるしか、太ももの脂肪をとる方法はありません。そう聞くと絶望的ですが、1つ良い情報があります。痩せる順番です。

ダイエットしていくと、まず、手や足など先端からやせていき、次にふくらはぎや肩と、どんどん中心に近づいてきますが、お腹が最も最後に痩せる部位なのに比べたら、太ももはそれよりもはやい段階で脂肪がとれてくれるのです。

つまり体脂肪率が下がってきたら、お腹よりは、太ももの方が、細くなるタイミングは、先にくるのです。

筋肉~原因と対策

学生の頃の部活でついた太ももの筋肉が憎い、と嘆いている方は意外と多いかもしれません。しかしこれは仕方ないですね。それに使わなければ、退化するのが筋肉ですから、ほっておきましょう。この場合の対策は特にありません。

むしろ、ハイヒールが太ももの筋肉をかなり使いますから気をつけましょう。ハイヒールを久しぶりにはいて、太ももの前の部分が筋肉痛になった方もいるでしょう。太ももの前の部分は、大腿四頭筋と呼ばれ、人体の中で突出して大きな筋肉です。

腕の力こぶの5倍もある最大の筋肉です。ここを筋肉痛にしたければ、筋トレだと相当負荷をかけて追い込む必要があります。ハイヒールでこの部位が筋肉痛になるということは、相当太ももの筋肉を鍛えていると同じことです。太ももの太さが気になる方は、極力ヒールは低くしましょう。

骨盤や姿勢が原因

骨盤が正しい位置になっていないと、太ももが太くなることがあります。例えば、骨盤が前傾していると、太ももの前が張ってボリュームが出て、太く見えます。

猫背の場合も、体重が前にかかりますので、太ももが張り、太くなります。

背中が丸いと、内臓が圧迫され、下へ下がり、骨盤が開きます。すると、骨盤に合わせて、太ももに脂肪がついてしまいます。

骨盤や姿勢の対策

正しい姿勢を身につけましょう。まずは自分の姿勢をセルフチェック。壁にかかとをつけて、立って下さい。後頭部と、肩甲骨と、おしりが、自然に壁につくようでしたら問題ありません。

  • 後頭部がつかない場合。顔が前に突き出して猫背状態になっています。
  • お尻がつかない場合。反り腰になって骨盤が前傾している可能性大です。
  • 全部つかない場合。全身の重心が前にかかりすぎです。全くバランスがとれていないので、かなり疲れやすいのではないでしょうか。
  • 全部つくが、壁に押されている感じがする場合。全身の重心が後ろにかかりすぎて、全身が反り返っている状態です。

猫背のように前に傾き過ぎても良くないし、姿勢を良くしようとしすぎて、胸をはりすぎ背筋を伸ばしすぎるのもよくありません。コツは、頭のてっぺんから見えない糸で吊られているイメージで立つことです。そうすると、ピッと負担のない立ち方ができるはずです。背筋を伸ばすのは良いことですが、背筋だけに気を配ると、反り腰になってしまいますから留意ください。

部分痩せはできない

むくみは別として、脂肪の部分痩せは絶対にできないとかきました。それは事実で変えようがありません。しかし世の中には、太もものこの部分の膨らみが非常に目立つので、その脂肪だけをどうしても取りたいという方もいるでしょう。

しかし脂肪は、全身からまんべんなく取れるわけですから、その部分の脂肪が減っても、それ以外の太ももの脂肪もとれるので、目立ち続ける可能性すらあります。

それは正直、仕方ありません。親からいただいた体と顔、なのですから。それに足掻こうと思ったら、外科手術しかありません。

脂肪吸引という選択

脂肪吸引とは、簡単にいえば、皮膚に穴を開けて、チューブを差込み、掃除機のように、脂肪を外に吸い出すことです。

脂肪吸引のメリット

通常のダイエットでは不可能な、部分痩せができます。しかも物理的に脂肪細胞を除去するわけですから、効果は絶対といっていいでしょう。

脂肪吸引のデメリット

痛い、高い、リスク、でしょうか。麻酔をかけますが、術中にも激痛が走ることがあるようですし、術後も一ヶ月は痛みが続くといいます。

脂肪をとるために、体内の皮下組織を傷つけるわけですから、痛みはかなり長引くようです。術後はしばらく生活にも支障がありそうです。

コストは場所にもよるようですが、最低10万円は見たほうが良さそうです。一生の悩みがそれで解決できるなら安いと見るべきかもしれませんが、ダイエットの価格としては高価です。

色々なリスクがあります。医療事故だけでなく、縫合のミスや不手際で傷が目出つ可能性もあるようです。また術後、自分の思った仕上がりにならないこともあります。

術後も、以前と同じような食事や運動不足の生活を続ければ、やがて残った脂肪細胞が大きくなり、元の状態に戻るリスクも考える必要があるかもしれません。

痩田筋男痩田筋男

結論としては、個人的には脂肪吸引は、おすすめしませんね。痛くて高いのに、美しく仕上がらなかったり、元に戻るリスクまであるのでは、正直、自分なら二の足を踏んでしまいます。

自分の太ももが太い原因を見つけて、個別の対策をがんばりましょう。

執筆者 痩田筋男について